gallery tenさんで開催していた高橋朋子さんとの二人展は、昨日終了いたしました。
お越しくださった皆々様、表田さん、高橋さん、ギャラリースタッフの方々、関わってくださった皆様、本当にありがとうございました。会期中にも刻々と変化していくざわめきの中、皆様のおかげで色々な不安も忘れそうになるくらい楽しく、またとない時間を過ごすことができました。美味しいものもたくさん頂いて、目も胃も心もお腹周りも満たされました。
まだまだしばらく落ち着かない日々が続きそうですね。先月末かな、この展示のお知らせをぐるぐるした思いと共に長々と書いた後、学校の休校要請に始まり更に大きく状況が変化していきました。今や全世界の問題になって世界中が大混乱中。戦争でも自然災害でもなく、ウィルス。物事は複雑に絡み合っているものだから単純には言えないのかもしれないけど、今起こっている人間の大混乱の理由がウィルスとは盲点をつかれた気分です。人間の愚かさ！とか大自然の脅威！みたいなのではないもの(人間も自然も関係あるけど)に気づけば全世界が巻き込まれていて。災害や戦争は激烈な状況、そして場所が限定されることが多いですが、小さく目に見えないものの方がじわじわと場所を限定せずに広がり(その本質的な脅威の大小を別にして)、結果的に大きな影響力を持っているのかもしれませんね。ウィルスも放射性物質も情報も人の気持ちも。
そんな私は現実的には粛々と制作して、百貨店が閉まらない限りは4月1日から展示が始まります。どのような状況になっているかはわかりませんが、できる対策はして臨機応変でいこうと思います。
先のことを考えるとヒリヒリもしますが、いつもどこかはヒリヒリしているのでいつも通りと言えばいつも通り。。ちょっと濃度高めな気もしますが、先が見えた試しはないのでした。未来はいつも予想外で新しい。色んな思い、状況の人がいると思いますが、ストレスはこまめに(なるべく)楽しく発散。皆様もどうぞ手洗いうがいご自愛ください。
