終わりました。

 

銀座三越でのダブル展示、「ミライセキ」と「光ノ森」12月1日をもって終了しました。

ご覧くださったり作品を購入してくださった方々、応援してくださった方々、その他関わってくださった多くの皆様、本当にありがとうございました。悲喜交々ありましたが、なんとか無事に終えることができました。

 

画像にある黒いステージ上での固定の展示が1ヶ月半、その奥の売場で途中の2週間、個展という名の販売展示会をしました(DMでもわかりにくかったみたいですみません)。

期間も規模も私にとっては今まででいちばん大きな展示で、百貨店のエスカレーターを上がって目の前に自分の作品で空間を作った場所が1ヶ月半もあるなど、こんなことはもうないだろうなぁという貴重な時間となりました。

 

この展示のお話をいただいた頃は、秋には少しは状況が落ち着いているかもと希望的観測をしていたのですが、そういう訳にはいかず、またしても多くの方々に躊躇いなくご覧いただくには難しい時期となってしまったのは、予測はできていたとはいえ残念な気持ちは少しあります。もっとたくさんの方々に見ていただけたのかも!とか。一度中止にもなりかけましたし、開催できただけ幸せではあるのですが。苦渋と喜び、躊躇と決断、アンビバレントな日々でした。きっと今年は多くの作り手が同じような気持ちを味わっているのではないかな、と思います。そして結果的に何一つこの時期ならではの対応(何かのオンライン化など)ができなかった自分よ。時代錯誤感!

 

とはいえ、とても目にしていただきやすい場所での展示だったので、実際はいつになく多くの反応を頂けたと感じました。初めてご覧いただけた方も多かったのかな、と。また、初めての制作風景動画も制作して流しましたので、これも新たな経験になりました。拝のKさん、本当にありがとう!

新たな経験といえば、今回はデザイナーさんやデコレーターの方ともお仕事させてもらったことも。

自分の展示を他者の手が入るということでの難しさと広がりを感じることができました。結果的にはほぼ広がりしか感じませんでしたが、当日までわからないことも多かったので、場が大きいだけに展示が完成するまでは不安いっぱいだったなぁ。

 

悔やんでも悔やみきれないこともあったのですが(破損関係)、これはもう二度と起こらないようできる限り対策します。(関係されたお客様、本当に申し訳ありませんでした。)

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緊張の糸が切れて、しばらく腑抜けていましたが、そろそろ来年に向けて始動です。

2020年の喜びと経験と感謝と後悔と反省と希望と共に。

 

今回、そして今年、トダ作品を目にしてくださったり手にとってくださった方々、トダ作品が行き着いた先の方の所と心に、何かしらの光が届いていることを願っています。